徹底解説!パレスチナへ旅行者用eSIMを寄付する方法
#ConnectingGaza(コネクティング・ガザ)
私も今日(もう昨日か)この取り組みを知った超超超初心者なんですが、網羅的な解説が見つからず少々苦労したのでここに書き残します。
eSIM寄付をもう何度かしていて、初めての人にパッと送れるリンクが欲しい人にも、この記事を使ってもらえたら嬉しいな。
- 旅行者用eSIMとは?
- どうして旅行用eSIMがパレスチナの人々の役に立つの?
- 全サービス共通 大まかな仕組みと流れ
- Holaflyの場合
- Nomadの場合 ★日本語対応!
- Airaloの場合 ★日本語対応!
- Simlyの場合
旅行者用eSIMとは?
とても簡単に言うと、海外でインターネットを使うためのサービスの1つ。
利用日数と使用量を選んで購入→スマホ側で簡単な設定をすれば、即利用開始できる。
WiFiルーターを持つ必要も、空港の携帯屋さんに行く必要もない。
大人世代の方なら、ぷりペイドケータイを思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれない。
つまり旅行の間だけ現地の電波を使うための、携帯代の先払いサービスだ。
どうして旅行用eSIMがパレスチナの人々の役に立つの?
イスラエル軍がパレスチナの通信網を遮断していて、電話もインターネットも非常にアクセスしづらい状況が続いている。
戦況や救助・支援に関する情報を知ることも、大切な人の安否を確かめることも難しい。
それでもeSIM対応のスマートフォンを持っていて、電波の届く環境にいれば、寄付eSIMでインターネットにアクセスできるかもしれない。
寄付されたeSIMで運良く空爆の情報を知り、紙一重で命が助かった方もいるのだそう。
このeSIM寄付の動きは、エジプト人ジャーナリストMirna El-Helbawi(ミルナ・エル・ヘルバウィ)氏の呼びかけから始まった。
氏のTwitter(X)
https://x.com/Mirna_elhelbawi?t=RU3yebDrGbk0rcbs4CDfLQ&s=09
これは #ConnectingGaza(コネクティング・ガザ)のハッシュタグでInstagram、X(Twitter)を中心に草の根的に広がってきた運動で、どこかの公的な団体が実施しているものではない。
なので、
パレスチナの人々のために何かしたい!と思っている人にとっても、正直心理的なハードルが高いと思う。
この記事が少しでもハードルを下げるのに役立ってくれたら嬉しい。
もし他にもっとわかりやすいサイトがあれば教えてください。よろしくお願いします。
全サービス共通 大まかな仕組みと流れ
旅行者用eSIMを購入できるサービスはいくつかある。
どのサービスを利用する場合も寄付の流れは以下の3ステップだ。
①旅行者用eSIMを購入する
②eSIMを利用開始するためのQRコードが発行される
③発行されたQRコードのスクリーンショットを撮り、現地の支援団体へメールで送る
書いてみると簡単だが、やってみても簡単なので安心してほしい。
送ったeSIMは現地支援団体の方が、必要な方に届けてくれる。
③のメールの宛先と件名だけ注意。本文なしのスクリーンショットだけでもOK。
宛先:gazaesims@gmail.com
件名:eSIMの種類(サービスの名前) ●GB
件名は上記で良いらしいが、利用日数も書いといてあげると親切ではないかなと思う。ので、本記事に添付の参考画像も件名は全部「サービス名・ギガ数・●days」になっている。
【対応サービス】
Holafly(ホーラフライ)
地元の人のように旅行 | Nomad - 旅行者に最適な eSIM
★アプリ版日本語対応
Airalo(エアラロ)
★アプリ版日本語対応
Simly(シムリー)
4つともアプリ版があり、iPhone、Androidの両方に対応している。
特にNomadとAiraloは記載も日本語でわかりやすいので、eSIM寄付が初めての方にもおすすめだ。
インターネットに繋げられるならかんたんスマホでも大丈夫。
あとはクレジットカードが手元にあれば、準備OKだ。
以下、参考画像は全てAndroid版アプリのスクリーンショット。
iPhone版もそんなに変わらないと思います。
Holaflyの場合
①アプリをダウンロードする
iPhoneの方
「Holafly: eSIM Travel & Data」をApp Storeで
Androidの方
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.holafly.holafly&pcampaignid=web_share
②アプリを開いて最初の画面は「Skip」でOK。
③検索窓に「israel」と入力。
(悲しいが、このアプリでは「Palestine」で検索しても同地域は出てこない…)
④利用日数を選び、画面下部「Checkout:〜」とある緑のボタンを押す。
ちなみにHolaflyの場合、通信量は無制限で日数の選択肢のみ。
金額がユーロ表示な時点で気が引けちゃうかもしれないけど、普通に決済できるので大丈夫です。
ちなみに私が寄付した1月14日時点の為替だと以下のような感じでした。決済前に「ユーロ 円」とかでググッて確認するようにしてください。
5日間ギガ無制限 €19.00(3018.19円)
7日間 〃 €27.00(4289.00円)
10日間 〃 €34.00(5400.96円)
15日間 〃 €47.00(7466.04円)
20日間 〃 €57.00(9054.56円)
⑤Continueを押す。
⑥連絡先を登録。頑張ってローマ字にしなくて大丈夫。全部漢字で通りました。
住所のとこだけ、町名番地→県→市→郵便番号という謎の順番で書かされるけど、その辺は海外のアプリなので仕方ない。
メールアドレスのところのチェックは多分外して大丈夫。お得なお知らせ的なものが来るだけだと思います。
⑦クレジットカードの情報を入力。
⑧購入完了の画面が出てくる。閉じて良し。
⑨購入完了画面を閉じるとアプリに戻る。「Install later(後でインストール)」の方を押す。白い方!白い方です!赤い方押したら自分のスマホにeSIM入れることになっちゃいます。なにがしたいねんって話になります。白い方ね!!
⑩ここで⑥で連絡先として入力したメールを確認すると、Holaflyからのメールが届いているはず。件名は「あなたの名前, your eSim to Israel is ready! 」
⑪メール本文の下の方にQRコードが載っているので、スクリーンショットを撮る。QRコード以外の部分はトリミングしてあげた方が親切かも。
⑫スクリーンショットをメールで送付。
宛先:gazaesims@gmail.com
件名:eSIMの種類(サービスの名前) ●GB
これはギガ無制限のやつなので、件名には「unlimited 5days」と記載。
おしまい。
Nomadの場合 ★日本語対応!
①アプリをダウンロードする
iPhoneの方
「Nomad eSIM: Travel, like local」をApp Storeで
Androidの方
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lotusflare.nomad.mobile.android&hl=ja
②インストールして最初の画面は「スキップ」でOK。
③ちょっとだけ下にスクロールして、アジアのところの「すべてを見る」をタップ
④中東を選ぶ
⑤データプランを選択する。
金額がUSドル表示な時点で気が引けちゃうかもしれないけど、普通に決済できるので大丈夫です。
ちなみに私が寄付した1月14日時点の為替だと以下のような感じでした。決済前に「USD 円」とかでググッて確認するようにしてください。
30日間10GB $32(4635.68円)
30日間5GB $20(2897.30円)
30日間3GB $14(2028.11円)
7日間1GB $9(1303.79円)
選んだら「〜をチェックアウト」を押す。
⑥ここで連絡先と支払い方法を設定します。すいません、画像撮り損ねました。また寄付したら追記します。支払い方法はクレジットカードかpaypalが選べます。
⑦決済完了したら画面右上「終わり」をタップ。これも画像撮れてません。ここでeSIMを自動的に〜や、今すぐeSIMを〜を押すと、自分のスマホにeSIM入れることになっちゃいます。なにがしたいねんって話になります。「終わり」をタップです。
⑧ ⑥で登録した連絡メールアドレスに、Nomadからメールが来ていると思います。「Here is how you access your Nomad plan!」という件名です。
⑨メール本文中にQRコードが載っているので、スクリーンショットを撮る。QRコード以外の部分はトリミングしてあげた方が親切かも。
⑩スクリーンショットをメールで送付。
宛先:gazaesims@gmail.com
件名:eSIMの種類(サービスの名前) ●GB
おしまい。
Airaloの場合 ★日本語対応!
①アプリをダウンロードする
iPhoneの方
Androidの方
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobillium.airalo&hl=ja
②アプリを起動し「イントロをスキップ」→「今すぐ始める」
③プッシュ通知はどちらでも好きな方を。
⑤任意のデータプランの「今すぐ購入」を押す。次の画面でもまた「購入」を押す。
金額がUSドル表示な時点で気が引けちゃうかもしれないけど、普通に決済できるので大丈夫です。
ちなみに私が寄付した1月15日時点の為替だと以下のような感じでした。決済前に「USD 円」とかでググッて確認するようにしてください。
7日間1GB $7.5(1094.52円)
※40%OFFセール中のため$4.5(656.71円)
15日間2GB $14.0(2043.10円)
※40%OFFセール中のため$8.4(1225.86円)
30日間3GB $19.5(2845.75円)
※40%OFFセール中のため$11.7(1707.45円)
30日間5GB $30.0(4378.08円)
※40%OFFセール中のため$18.0(2626.85円)
⑥ここでログインを求められる。初めての人は新規登録。下の名前とメアドとパスワードを設定。パスワードは英字数字記号混合で8字以上。広告メールはチェック外しちゃっていいと思う。
⑦4ケタの確認コードがメールに届くので、これを入力。
⑧決済方法を選択。デフォルトではGoogle Payになっている。 今回私はクレジットカードを選んだ。
⑨注意事項2ヶ所にチェックを入れ、「注文を完了」を押す。
⑩eSIMの詳細を見る
⑪手順を表示
⑫「分かりました」を押す。
⑬「次へ」が5回くらい出てくる。最後の「分かりました」まで押す。
⑭画面上の「QRコード」を押し、出てきたQRコードをスクリーンショットで保存。
⑮スクリーンショットをメールで送付。
宛先:gazaesims@gmail.com
件名:eSIMの種類(サービスの名前) ●GB
おしまい。
Simlyの場合
なぐさめ
まとまった文章を書かなくなって何年経つかなと思う。
ツイートみたいな、散文をさらにちぎり散らしたようなものではなくて、さあこれについて書きます。はじめ、なか、おわり。と一応のパッケージングができるものを。
でもそんなもの書けたことがあったのか怪しい。
典型的なパターンで、就職したら書けなく書かなくなった。
まだ書けるんだってことを確認したくて、たまにこうしてキーボードを叩き始めたりする。なにを証明したいんだろうか。
十八歳の時、書きたいものがたくさんあった。というか、人に読ませたいものがたくさんあった。それに、自立とか、母親とか、性欲とか、当時の自分にとって関心のあることなら、今まさに十八歳の女性である自分がそれらをしげしげと、臆面もなくつぶさに観察している様を惜しげもなく明かすだけで、それなりの読み応えが生まれるだろうという打算もあった。
書いたものを人に読んでもらえる場所をみつけて、それなりに読んでもらえて、褒められもして、綴じて売ったりもできて、良い気分だった。
今また読んでもらえる場所を探すのも、できない話ではないと思う。
でも書けない。